こんにちは! スマイルリハビリセンターフィジオ(川口事業所)です。
今回は川口事業所が新たに始めた最近の取り組みや、それを踏まえての現状を紹介させていただきます。
今回当施設では移動スーパー(販売車)を招いて利用者様に食材などを中心とした商品を直接見ていただき、購入できるというサービスを導入させていただきました。
当施設では半日という限られた時間の中で、現在も各利用者様が懸命にリハビリに励んでいらっしゃいます。 しかしこのコロナ禍の中で以前に増して外出機会が減ってしまい、「何のためにリハビリをするのか?」という、動機が不透明になられている利用者様の姿を見ることが多々ありました。
そんな状況下の中少しでも利用者様の日常に潤いがあればと願い、自分の目で食材を選んだり買ったりできる移動スーパーを施設に呼ぶことができないかと考えました。 移動スーパー業者である『とくしまる』さんにお声掛けさせていただき、まずは実験的にですが週二回このサービスを導入させていただきました!
8月の中旬にサービスを導入して約ひと月が経とうとしていますが、我々が想像していた以上に皆様興味を示してくださっています!
車に積まれた様々な食材やお菓子、生活用品等を前に、目を輝かせて商品を吟味されていて、そのときの表情は普段リハビリをしているときとは一味違ったご様子なので、我々スタッフも利用者様のそんな表情が見られて嬉しく思います。
↑商品を真剣な眼差しで吟味する利用者様
買物中や買物後の皆様の話に少し耳を傾けると 「普段買い物が億劫で…。生協や家族の助け等で全部済ませてしまうから、こうやって直接商品を見て買うことができるのはありがたいわ」といった声を聞くことができました。
↑移動販売車にはお野菜や果物、お刺身等生鮮食品も積まれています 旬の食材に触れることで料理意欲を高めている利用者様もいました
利用者様が今回こうやって直接商品を見て、選んで購入するという体験に触れて、今一度 「また頑張って料理ができるようになりたいな」 「また自分の足で買い物にいきたいな」 といった思いを少しでも抱いてくだされば嬉しいです。
そう言った意味でも私達スタッフは利用者様のあらゆる可能性や生活の喜びを少しでも見つけられるように、 そして導けるように、あらゆる側面に目を向けて想像を膨らませていきたいと思います。 個々のパーソナリティを大事にしながらも利用者様の生活をより良いものにできるよう考えていきます。